皮が薄く全体でホクホクした食感を楽しめる赤カボチャは、一般的なカボチャよりも強い甘みを持っており、煮物はもちろん様々な調理法でおいしくいただけます。(加工食品にも利用しています)
全体が濃いオレンジ色で扁平型をしており、茎が太く、お尻の部分にある「へそ」が大きく出っ張っているのが特徴です。
奥会津の澄んだ空気と雪解け水をたっぷりたくわえて育った赤カボチャは、まさに大自然から私たちへの贈り物です。
奥会津金山大自然の赤カボチャは、「吊り下げ式」というカボチャには珍しい栽培方法を採用しています。
パイプとネットで作ったトンネルに蔓(つる)をからませて育てることによって、カボチャと土の接地面がなくなり、形も色も万遍なくきれいに育ちます。
また、吊り下げることでカボチャ全体に太陽の光が当たるようになり、カロテンの含有量が増え、甘くおいしいカボチャになるのです。
栽培場所にもこだわり、会社の近くの畑ではなく車で約30分ほどかかる沼沢湖周辺の畑で栽培しています。標高約450mと金山町の中でも標高が高いこの場所は、朝晩の温度差が激しいため、より色が濃く甘みと栄養がぎゅっと詰まった赤カボチャになります。
さらに、他品種のカボチャを栽培している畑がないので、純粋な「奥会津金山赤カボチャ」が育つのです。
「吊り下げ式」の採用や栽培場所、また肥料を与えるタイミングにもこだわり、手間ひまかけて作り上げています。
収穫した赤カボチャは手を加えずに一週間ほど熟成させます。平置きし、風乾(ふうかん)しながら熟成させることで、カボチャに含まれるデンプンが糖質に変わり、甘くなります。それから糖度検査をし、合格した品物に合格シールを貼って、自信を持って出荷しております。
※赤カボチャは作物なので、選別基準にのっとってある程度までの色の濃淡(日の当たり方による)、でこぼこ等が
あるのも味に問題はございませんのでご賞味下さい。
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5月 種まき
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6月 定植
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8月~9月 収穫
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9月中 出荷
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「奥会津金山赤カボチャ」は奥会津金山赤カボチャ生産者協議会の登録商標です。